不眠に効く食べ物|「うつ」気味不眠に効くハーブ「セントジョーンズワート」

不眠に効く食べ物|「うつ」っぽい不眠に効くハーブ「セントジョーンズワート」

気持ちが沈んで浮上しない。不安や焦燥感で眠れない。
こんな精神状態のせいで、なかなか寝つけなくなることは、珍しいことではありません。

 

実は、「不眠症状」は、「うつ病の前兆症状」でよく出る症状でもあります。「普通とは明らかに違う」状態が続くなら、もしかすると「うつ病」かもしれません。

 

疑わしい場合は、早めに心療内科を受診する必要がありますが、「そこまでじゃない…」と思うなら、天然の薬草でできたハーブを試してみるのも、ひとつの手法です。

 

こんな症状のときに、活用できるのが「セントジョーンズワート」というハーブです。このハーブには、気分を安定させる効能があり、古くから西欧で、「不眠」「憂うつ」「不安症状」の緩和に活用されてきました。

 

ここでは、「セントジョーンズワート」の効能と活用方法について、ご紹介していきましょう。

 


「セントジョーンズワート」とは?

セントジョーンズワートは、別名「セイヨウオトギリソウ」とも呼ばれ、古くからヨーロッパで自生していた、根茎性の多年草ハーブです。

 

初夏になると黄色い花を咲かせますが、その開花時期が「聖ヨハネの日」(=6月24日)に近いことが、このハーブの名前の由来です。

 

セントジョンーズワートが、薬草として使われるようになったのは、なんと古代ギリシャ時代にまでさかのぼります。今から、2千年以上前というのは、本当に驚きですね。

 

「セントジョーンズワート」の主成分は、「ヒペリシン」、「ヒペルフォリン」、「フラボノイド」、「ヒぺロサイド」などがあります。

 

憂うつ感や不眠に効果があるのは、この「ヒペシリン」と「ヒペルフォリン」の相互作用にあります。

 

まず、憂うつ感がひどい状態になるのは、脳内から分泌される「セロトニン」や「ドーパミン」などの神経伝達物質が減少することが直接的な原因です。

 

「セントジョーンズワート」に含まれている「ヒぺリシン」は、神経伝達物質を分解する酵素を抑える働きがあります。また、「ヒペルフォリン」には、脳内にあるセロトニンが神経細胞に再吸収されるのを防ぐ作用があり、抗うつ薬と同じような効能があります。

 

この2つの成分が相互作用することで、脳の神経伝達物質のバランスが整い、気分の落ち込みをやわらげ、うつ症状からくる不眠を改善させていきます。

 

精神を落ち着かせてくれるハーブは、ほかにも色々ありますが、この「ヒぺリシン」のような成分は、セントジョーンズワート以外には、ほとんど入っていません。それだけ、このハーブは、特殊で貴重なハーブといえます。

 


セントジョーンズワートは「不眠」に効くのか?!

実際に、セントジョーンズワートは、どの程度の効果があるのでしょうか?

 

実は、ドイツでは、この「セントジョーンズワート」は医薬品として認定されているのですが、その臨床試験でこのような結果が出ています。

 

以下、わかさ生活「セントジョーンズワート」ページより引用

1993年ドイツで行なわれた臨床試験では、ストレス症状、うつ症状に悩む3250名に対して、1日に300mgのセントジョーンズワートを3回摂取する試験が4週間の期間で行なわれました。結果、82.8%が 「症状が改善した、もしくは症状が無くなった」 と返答し、医師による客観的評価でも、79.9%が 「症状が改善した、もしくは症状が無くなった」と報告しているという臨床試験が行われています。
また、他の臨床試験ではドイツにてセントジョーンズワートとプラセボ(偽薬)による二重盲検法の試験が行なわれた。6週間の期間、72名の半数にセントジョーンズワート300mg、その他の半数にはプラセボ(偽薬、つまり何の効果も持たないニセ薬)が1日3回投与されました。結果、セントジョーンズワートを摂取した81%にうつ病の症状の改善がみられたという報告があります。

 

これらの結果は、脳内のセロトニンの減少を抑えた効果によるものです。睡眠物質メラトニンの材料はセロトニンから作られますから、「セントジョーンズワート」に、不眠症状を改善する効果があることも明らかになっています。


セントジョーンズワートの活用方法と注意点

サプリメントで摂取するのが一般的ですが、「初めてで何だか不安…」という方は、ハーブティーで活用するのがおすすめです。

 

「セントジョーンズワート」は、単独で使用している場合には、深刻な副作用はないといわれています。ただ、これには個人差があり、人によっては「胃腸の不調やめまい」などの症状が起こる場合があります。

 

これは、抗うつ薬を飲んだ場合に起こる副作用と似ていますが、セントジョーンズワートの場合、服用をやめればすぐに消えてしまいます。

 

抗うつ薬は、一度服用を始めると、急にやめるのはNGな薬ですから、こちらの方が気楽な始め方ができます。

 

ただ、ほかに薬を飲んでいる人は、その薬の血中濃度を変えてしまう作用がありますから、注意が必要です。以下の薬を飲んでいる人は、服用は見合わせましょう。

 

セントジョーンズワートと併用できない薬

SSRI、三環系うつ剤(抗うつ薬)…セロトニン様の作用が強くなります。併用は禁止です。
シトクローム3A4(解毒酵素)…薬の作用が弱まります。
ワルファリン(抗凝固薬)…効果が低下します。
ジコギシン(強心薬)…血中濃度が低くなり、有効成分の吸収力が低下します。
トリプタン(片頭痛薬)…セロトニン様の作用が強くなります。
タモキフェン(抗乳がん剤)…肝臓代謝が変化し、タモキフェンの効果が低下します。
アルコール…鎮静効果が大きくなりすぎます。

 


「セントジョーンズワート」ハーブティー&サプリいろいろ

生活の木 有機ハーブ セントジョーンズワート 100g

 

 

 

amazonクチコミ評価★★★★

ハーブティーで使える茶葉タイプです。
「生活の木 有機ハーブ セントジョーンズワート 100g」は、有機栽培のセントジョーンズワートを使用したハーブティーです。化学的に合成された農薬や肥料を使わず、地球にやさしい環境で栽培され、有機農作物の日本農林規格(有機JAS)に合格したハーブを使用。ハーブの割合を増やしたり、気になるハーブを加えたり、目的やお好みに合わせて、オリジナルブレンドをお楽しみいただくこともできます。ハーブの持つ自然の香りを楽しみながら、身体に元気とくつろぎのひとときを。

 

amazonクチコミより以下引用

特に癖もなく、他のハーブの邪魔をしないのでその点は飲みやすいです。わが家では「ルイボス」や「ローズペタル」など混ぜて飲んでいます。
以前、不眠症に悩んでたんですが、1か月ぐらいから、夜、自然に眠くなるようになってきました。(眠気を我慢できないぐらい時もあるほど)
ジュースを飲むよりはずっと体に良いと思って続けていますが、あまり長期的に続けると良くない、とも聞いた事あり、そうなると止めどきが難しいですね。

 

トイレに頻繁に行くので、今は量を調節して少なめに飲んでます。気持ちが沈みやすいので、天然の鬱薬と思い購入。やめていた期間があり、いらいらが再発していたので、飲み始めました。最近は気持ちも落ち着いて、夜も眠れるように。気長に続けて、リラックスできる日々を確保していきたいと思います。

 

 

 

サトウセントジョーンズワート 120粒

 

amazonクチコミ総合評価★★★★

 

amazonクチコミより引用
ぐっすりまでは行かないけど寝れてる感じあり。少なくとも服用前より断然寝れてます。継続かな?少し高いので★4にしました。

 

更年期症状で不眠が続いており、病院で処方されたデゾラム錠(精神安定剤)と一緒に1粒飲んでいますが、飲んだその日から、うその様にぐっすり眠れるようになり驚いています。
何か月も続いた不眠が止まり、今のところ1錠で充分です。気分も爽快です。

 

 

DHC セントジョーンズワート 20日分 80粒

 

amazonクチコミ総合評価★★★☆(3.5)

amazonクチコミより引用
学生です。それまでは一日中暗い事を考えてばかりで生きる気力もなくし、1週間引きこもるなどざらでしたが、飲み続けた結果、かなり回復しました。
私は寝る前に飲んでいたのですが、5日目あたりから効果が出始めました。具体的にいうと、朝起きた時に頭が妙にスッキリして、暗い事を考える気が起きない感じです。

 

 

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