不眠の原因は他の病気が原因かも?!不眠症状が出やすい13の病気

不眠の原因は他の病気が原因かも?!不眠症状が出やすい13の病気

不眠が長引くと病気になりやすくなりますが、これとは逆に、病気が原因で不眠になることもよくあります。

 

とくに、痛みを伴う病気の場合、その痛みが原因で、睡眠トラブルに陥るケースも少なくありません。

 

ここでは、とくに、不眠を伴いやすい病気を13例、ご紹介しましょう。


「痛みを伴う病気」になると、40%以上の人が不眠に!

5人に1人は不眠という実態

 

痛みを伴う病気はいろいろありますが、中でも、慢性的な痛みに悩まされている方は、人口1万人あたり1700人といわれています。

 

この数は、痛みを伴う病気になった方の、5人に1人の割合にものぼる数字です。しかも、このうち、不眠症状を伴う方は、実にその4割もの数字に!

 

このような、病気の痛みが原因で不眠になる方は、早期覚醒が多く、夜中に一度目覚めたら、そこから再度眠ることが難しくなります。

 

痛みが原因で目覚めると、翌日の痛みもさらにひどくなる傾向があり、延々と不眠が続く原因になっています。


不眠症状が出やすい13の病気とは?

主な症状以外に、不眠を伴うことが多い病気です。いずれも「メインの症状」が原因で、不眠が起こるケースがほとんどです。

 

@頭痛…不眠を併発する人は2.4倍!

 

頭痛には、いろいろなタイプがありますが、いずれの場合も重度になると、頭痛のない人の約2.4倍も不眠になりやすくなります。

 

片頭痛や群発頭痛、慢性一測性頭痛、睡眠時頭痛などのほか、高血圧や脳腫瘍などが原因の頭痛で、よく不眠症状が出ます。

 

A腰痛…しびれを伴うタイプは不眠も増加!

 

単なる腰の痛みではなく、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)などの場合、足のしびれを伴います。

 

夜間にしびれを感じると、不眠になりやすくなります。

 

B五十肩…夜間のうずくような痛みが不眠を招く

 

五十肩は、50歳代になると増加する病気ですが、年齢的には若くても「五十肩」になってしまうこともあります。五十肩になる主な原因は、加齢や過労が原因で起こる「股関節」の変形です。

 

「肩を上げるのも無理」なほど、腕を上げたり動かしたりすると、痛みを感じます。五十肩になると、夜間にうずくような痛みや、重苦しい痛みを感じて、不眠になるケースが増加します。

 

C関節リウマチ…患者の2/3が不眠症に!

 

手の指の関節に痛みや腫れが出る「関節リウマチ」は、にほんでも70万人も罹患者がいるという病気です。

 

関節リウマチ患者の2/3もの方が、不眠を訴えているといわれています。

 

関節痛などによる「呼吸障害」や「運動障害」などが、原因で不眠を併発します。

 

D糖尿病…糖尿病からくる神経の痛みが不眠を併発

糖尿病で、肥満気味という方に不眠が多く、無呼吸症候群になっている方も少なくありません。

 

また、糖尿病になると、神経が痛むことが多く、末梢神経障害などが原因の不眠というケースもあります。

 

E十二指腸潰瘍…夜中の胃酸過多で不眠に?!

 

ピロリ菌などが原因で、十二指腸の内膜が傷づいている病気が「十二指腸潰瘍」です。

 

腹痛だけではなく、背中の痛みを感じることも多く、とくに夜間は胃酸が多く出るため、その痛みで目が覚めるということも。

 

中途覚醒から眠れなくなる不眠が多い病気です。

 

Fぜんそく…呼吸困難からくる不眠

ぜんそくになると、眠っている間に呼吸困難になったり、胸がしめつけられるような症状が出ることがあります。

 

睡眠の後半、とくに朝型に起こりやすく、その痛みが原因で不眠になることも少なくありません。

 

G心不全…横たわると苦しくなる不眠

 

心不全は、重篤な病気という印象がありますが、心臓の働きが悪くなっている状態を表す病名です。

 

発作が起こらないまでも、心臓機能が低下していることが原因で、横たわると息が苦しくなります。そのため、床に入ることができない状態から不眠になることがあります。

 

H手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)…手の指の痛みが強いと不眠に!

「手根管症候群」とは、手首にある「正中神経」が締め付けられることが原因で、手指のしびれが起こる病気です。

 

夜間に、しびれや痛みが強くなる特徴があり、これが元で不眠になりやすくなります。

 

I慢性閉塞性肺疾患(まんせいへいそくせいはいしっかん)…呼吸がしにくくなり不眠を併発

 

呼吸がしにくくなる、気道の慢性的な病気です。

 

息がしにくいため、寝つきが悪く、夜中に目覚めることも少なくありません。そのため、不眠になりやすく、熟睡できない傾向があります。

 

J甲状腺ホルモンの疾患…動悸やほてりで不眠に!?

甲状腺ホルモンの分泌量が乱れると起こる病気で、動悸やほてりが起こります。

 

甲状腺ホルモンが多すぎる症状は、「甲状腺機能亢進症」と呼ばれ、不眠になりやすい特徴があります。

 

また、少なすぎる場合は、「甲状腺機能低下症」で、睡眠時無呼吸症候群を併発しやすくなります。

 

K皮膚疾患…強いかゆみで不眠になる

 

アトピーやアレルギーなどが原因で起こる皮膚疾患は、強いかゆみや痛みを伴うことがあります。

 

夜間に強い症状が出ると、寝つくことができなかったり、早期覚醒することも少なくありません。

 

L女性ホルモンの疾患…自律神経の乱れで不眠になる

更年期障害や生理前に起こるPMSが原因で、不眠になりやすくなります。

 

女性ホルモンの乱れが原因で、自律神経を乱し、入眠障害や早期覚醒などを併発することも少なくありません。

 

豆知識! 病気による不眠は、担当医に相談を!

病気の上に、不眠を放置しておくと、さらに病状が悪くなりやすくなります。もともとの病気の治療を担当している医師に、いまの不眠状況を伝えて、適切な治療を受ける
必要があります。薬の飲み合わせの問題もありますから、必ず担当医に症状を伝えましょう。

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