不眠に効くツボ|「加齢」が原因の不眠に効く!2つのツボとは?

不眠に効くツボ|「加齢」が原因の不眠に効く!2つのツボとは?

年をとると、眠りにくくなったり、眠りが浅くなる「睡眠トラブル」が急増します。これは、体の機能の衰えと日中の体力消耗が少なくなっていることが原因です。

 

東洋医学の世界では、この状態を「陰(いん)がすり減っている状態」という考え方をしています。「陰」とは、体内の内臓を働かせる活力源で、スタミナの元です。

 

加齢が原因の不眠の場合、この弱った「陰」を活性化させるツボを刺激します。スタミナを回復させることで、加齢の睡眠トラブルをやわらげてくれます。


「加齢が原因」の不眠に効く!2つのツボとは?

三陰交(さんいんこう)のツボ⇒両足の内くるぶしの上にあります。

「三陰交(さんいんこう)」は、足の「内くるぶし」から、指4本分上にあります。すねに沿って、指でなぞっていくと、少しコリコリとした感じがする場所です。

 

「三陰交(さんいんこう)」は、スタミナを回復させる「陰」の気を全身にめぐらせる力があるツボです。

 

不眠以外にも、女性のさまざまな体調不良に効くツボで、「頭痛」や「冷え症」、「月経痛」や「ホットフラッシュ」などの更年期症状にもよく効きます。

 

このツボは、「3秒押して、3秒離す」を10回程度、刺激します。両足の内側にありますから、就寝前に両方のツボを押すと効果的です。

 

「百会(ひゃくえ)」のツボ⇒頭の真上にあります。

「百会(ひゃくえ)」は、頭頂部にあるツボです。

 

見つけ方は、カンタン! まず、左右の耳の穴に、親指を置きます。そのまま、両手の中指を、頭の真上に向かって伸ばして、指がくっついたところが「百会(ひゃくえ)」のツボです。

 

不眠症状があるときは、このツボの周辺が少しむくんでいます。触ったときにジーンと感じるところが、ご自身の「百会」のツボです。

 

「百会」は、頭痛全般に効果があるツボで、全身のどの場所の痛みにも効果がある重要なツボでもあります。

 

このツボの押し方は、「3秒押して、3秒離す」を10回行います。指の腹で、下に向けて押すのがコツです。心地よく感じる程度の強さで刺激するほか、指でコツコツとたたく方法でも効果があります。

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