不眠症だった医師が考案した!7分で眠れる?!「安眠マッサージ」法
ストレスが多い仕事をしている人は、不眠の悩みを抱えやすいもの。そんな職業のひとつ。お医者さんも、不眠問題を抱えている人は少なくないようです。
ここで、ご紹介するのは、そんな不眠の悩みを抱えたお医者さんが考案した安眠法です。
その内容は、意外にも超簡単! ストレスが原因で、30年間も不眠がちだった症状が、「睡眠薬を使わずに眠れるようになった」というから驚きです。早速、その安眠法をご紹介していきましょう。
不眠に悩む医師自ら考案した「安眠法」の驚くべき成果とは?
この安眠法を考案したのは、小野垣義男医師(小野垣医院院長)。その方法とは、「足をさすりながら、数を数える」だけという、なんともシンプルな方法です。
実際、この方法を試したところ、30年間も不眠がちだった症状が改善され、睡眠薬を使わずに眠れるようになったのだとか。
そこで、実際に不眠で悩んでいる患者さんに、その方法を指導したところ、「その日の夜から安眠できる人が続出した」というから驚きです。
ざくっとした統計だそうですが、睡眠薬を常用していた患者さんのうち、約25%は睡眠薬が不要になり、約50%は「薬の量を減らすことができた」という結果に!
「足をさする」という行為で、血流改善とツボの刺激効果が得られ、「数を数える」ことで、雑念が消えやすくくなる。この相乗効果が、不眠解消に役立つようです。
「安眠マッサージ」のやり方
では、早速、安眠マッサージにトライしてみましょう。
「安眠マッサージの方法」
@布団に横たわって、横向きに寝る。
A上になった方の足で、下の足のふくらはぎや足裏をさする。
B足をさすり続けながら、「100まで数える」ことに集中する。
C眠れないときは、体の反対側を下にして、同じ動作を繰り返す。
ポイント
・必ず、横向きで寝ること。
・マッサージの強さは、最初は強めでもOK。徐々に、なでるように弱める。
・数を数えるときは、足をさする動きにあわせる。
※足をさする動き1往復で、「1」。これを、正確に100まで数える。
・手を置く場所は、枕の横。精神的に安心感を得やすいポーズになります。
「安眠マッサージ」が効く5つの理由とは?
実際に、この方法を考案した小野垣医師は、「安眠効果が出るのは、次の5点にある」と説いています。
@「足をさする+同時に数を数える」ことで、雑念が消え、座禅を組むのと同じような瞑想状態になる。
A横向きの体勢は、お腹が寝具につくため、安心感を得やすい。さらに、足をさすることで、リラックス効果が得られる。
B横向きに寝ると、気道がふさがりにくくなり、呼吸が楽になる。
Cふくらはぎや足の裏には、疲労物質だけではなく、睡眠物質もたまっているため、マッサージすると、必要な睡眠物質が血管に戻り、脳に届いて睡眠を誘発する。
D足の裏には、「失眠」という不眠を改善するツボがあるため、足の裏全体をさすることで、このツボも刺激できる。
「安眠マッサージ」は、@〜Dが相乗的に作用して、睡眠問題を解消に導きます。こんなに簡単な方法なら、試してみない手はありませんよね。早速、今日の夜からトライしてみてはいかがでしょうか?
参考文献 どんな不眠も治る安眠ガイド (深い眠りを約束する専門家の技37)
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