不眠に効く食べ物|「むずむず脚」不眠に効く!?「しじみ」の効能

「むずむず脚」で眠れない人に効く!「しじみ」の効能とは?

床に就くと、「足の裏」や「ふくらはぎ」、「太もも」がムズムズして眠れない不眠に、「むずむず脚症候群」があります。

 

これは、まるで虫が這うような感じがする症状で、「横になっているとき」や「足を動かしていないとき」に起こります。

 

こんな症状が原因の不眠の方に、おすすめの食べ物が「しじみ」です。ここでは、「むずむず脚症候群」の方におすすめの「しじみ」の効能と活用方法について、ご紹介していきましょう。


あなたの「むずむず脚」の原因はどれ?!

「むずむず脚症候群」が起こる主な原因は、以下の5つです。

 

むずむず脚症候群の原因

@鉄欠乏性の貧血になっている
A妊娠中である
B賢不全で人工透析をしている
C手術で胃を切除した
Dヘルニアなどの脊髄の病気になっている
(詳しくは、睡眠障害の症状(6)|「むずむず脚症候群」|「脚がムズムズして寝つけない」

 

まず、正しい原因は、きちんと医療機関で調べる必要がありますが、ACDの理由が「思い当たらない」なら、「鉄分不足」や「腎臓の機能低下」が原因の可能性が高くなります。

 

もしかすると、この原因に対処できる「食生活」に変えるだけでも、症状緩和が期待できるかもしれません。


「しじみ」は鉄分を補い、腎機能を向上させる

「鉄分不足」に対処するには、まず、鉄分が多い食べ物を摂ること。代表的な食べ物は、肉類のレバーやパセリ、卵黄、アサリやハマグリなどの貝類です。

 

また、腎臓の機能を向上させる食べ物は、利尿作用をもたらすもの。「しじみ」や「豆類」「ほうれん草」などが適しています。

 

これらに共通しているのが、実は「しじみ」です。「しじみ」には、オルニチンというアミノ酸が含まれていて、腎臓障害の改善に期待がもてる上、鉄分も豊富に含まれています。

 

毎日のみそ汁を、「しじみ」に変えるだけでも、体内機能改善に役立つ可能性があります。生のしじみを使わなくても、しじみの即席みそ汁はあちこちで販売されていますから、試してみる価値は大あり! 

 

根本的に治療するには、もちろん医療機関の受診は欠かせませんが、食生活のひと工夫を加えてみるのも得策です。

 

そのほかの食べ物も知っておこう!

 

鉄分が多い食べ物
豚肉のレバー、鶏肉のレバー、パセリ、ハマグリの佃煮、牛のセンマイ、豆味噌、卵黄、ほや、アユなど。

 

腎臓機能を高める食べ物

豆類、山芋やサトイモ、ゴボウ、栗、スイカ、ゴマ、しじみなど。また、塩分の摂りすぎは厳禁ですので、濃い味が好きな方は摂取過多にも注意が必要です。
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