不眠に効く食べ物|血巡り改善でグッスリ!ショウガ酵素の作り方

血流改善効果で不眠を解消!ショウガ酵素ジュースのすすめ

冷え性でむくみやすい。体温も低めで、不眠症状もある。

 

そんな悩みを抱える女性におススメなのが、「血流改善で不眠を解消する方法」です。

 

血流を改善するには、血の巡りを良くする食べ物が効果的!そんな食べ物の代表格が、「ショウガ」です。

 

ここでは、その「ショウガ」の効能を最大限に引き出す「ショウガ酵素ジュース」で、「血流改善⇒不眠解消」する方法をご紹介していきましょう。


不眠に血流改善が効く理由とは?

まず、血流改善が不眠に効く理由をご説明しましょう。

 

不眠の多くは、自律神経の乱れが引き起こす、睡眠トラブルです。

 

寝つけない、何度も起きてしまう…。こんな悩みの多くは、「副交感神経がうまく働いてない」ことも一因です。不眠を解消するには、まず、この神経をうまく働かせる必要があります。

 

副交感神経は、血流が悪いと、うまく作動しない特性がありますが、これと逆に、血流が良くなると、とたんに元気になるのも、この「副交感神経」です。

 

女性の場合、冷え性などになりやすく、血流が悪い場合がほとんど。つまり、血の巡りが良くなり、体の調子がよくなるばかりか、睡眠トラブルさえ解消できる可能性があります。


血巡りを良くする「ショウガ」の効能

ショウガには2つの血流改善成分が!

 

ショウガは、血流を改善する代表的な食べ物のひとつ。血流を改善させる2つの成分が含まれています。

 

1つは、辛み成分に含まれている「ジンゲロール」。体内に入ると、血管を拡張させ、血液を流れやすくさせる働きがあります。

 

また、もう1つは、「ガラノラクトン」という成分で、体を温める効能があり、肩こりなどの痛みを抑える鎮静作用があります。

 

この2つの相乗効果で、体を内側から温め、全身の血巡りを改善してくれます。


「ショウガ酵素ジュース」って何?

ショウガは、生姜湯にして飲むのも効果的ですが、いま話題なのが「ショウガ酵素ジュース」です。

 

ショウガ酵素ジュースとは、ショウガが持つ栄養素や酵素をエキスにして、発酵させたもの。酵素にすることで、代謝能力が一層アップし、血流改善効果も高まります。

 

しかも、味もフルーティでまろやかになるため、飲みやすいのも利点のひとつ。できあがったエキスは、かなり濃厚なので、水やお湯で割って寝る前に飲むと、体がポカポカして、寝つきやすくなります。

 

ショウガ酵素ジュースの作り方

 

材料
 ショウガ500g 砂糖500g ※ショウガと砂糖の量は、「1:1」でOK。量の調整はお好みで。

 

作り方

@ショウガをキレイに洗い、皮ごと、薄くスライスします。

A容器に、スライスしたショウガを入れ、ショウガの1/3の砂糖を入れてかき混ぜます。

B残りの砂糖を、その上に入れ、平に伸ばして表面を覆います。

C室温が20℃くらいの、通気の良い部屋で保管します。

 

保管した後は、1日に1〜2回、中のショウガをかき混ぜます。底に、砂糖が固まらないように気をつけましょう。

 

D1週間ほどたつと、泡が出てきます。これが、発酵の目安です。この状態になったら、出てきたエキスをザルでこして、別の容器に入れます。
ザルに残った皮は、あまりギュウギュウ押すと、渋みが出ますので、避けましょう。味をマイルドにするには、ザルで超した後に、もう一度ガーゼで濾すとよい味になります。

 

Eこの後、さらに1週間ほど熟成させれば、出来上がり!


ショウガ酵素の使い方

出来上がった「ショウガ酵素」は、水やお湯で薄めて飲みましょう。スプーン2〜3杯くらいの原液に、カップ1杯の水やお湯が目安です。

 

味の濃淡がありますので、好みの量に調整してみましょう。寝る前に、お湯割りで1杯飲むと、体がポカポカ温まって、寝つき改善効果が出やすくなります。

 

また、ザルで濾した後の「ショウガの皮」は、ガーゼに包んでお風呂に入れると、「ショウガ酵素風呂」になります。

 

このお風呂に入ると、発汗を促し、体を内側からよく温めてくれますから、これも寝つき改善に効果を発揮します。作った量が多ければ、何回かに分けて使用しましょう。


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