不眠に効くツボ|「低血圧で朝がつらい」ときに効く4つのツボ
とくに、女性に多い「低血圧」。
血の巡りが悪いため、朝、目覚ましが鳴っても、スッキリ起きることができません。そのため、朝から頭も体もボーッとして、しっかり眠った気がしない方も少なくありません。
低血圧とは、血圧の上が「100〜110以下」、下が「60以下」の状態が続いている状態。やせ型の女性に多く、めまいや立ちくらみなどの症状が出ることもあります。
そんな方におすすめなのが、4つのツボ。ここでは、そのツボの位置と押し方について、詳しくご紹介していきましょう。
低血圧で朝がつらいときに効く!4つのツボとは?
「百会(ひゃくえ)」は、経絡の流れを整えて、血流を促すツボです。ツボの位置は、頭の頂点にあります。
ツボを探すときは、耳の一番上の部分に両手の親指を当て、残りの指を頭の真上に置きます。ちょうど、両手の中指がぶつかる位置がその場所です。
1回あたり5秒押す×20回、繰り返しましょう。朝晩繰り返すと、血流が改善します。
「風池(ふうち)」は、頭部の血流をよくするツボで、顔のむくみ解消にも役立ちます。
ツボのある場所は、頭の後ろ。髪の毛の生え際にあります。見つけ方は、左右の耳たぶの後ろの「骨の出っぱり」を探します。
この骨を見つけたら、周辺を押して「イタ気持ちいい」場所を探しましょう。そこが、ご自身の「風池」のツボです。
ここも、親指でギュッと押し上げるように、朝晩20回押してみましょう。
「だん中」は、心臓の働きを補い、全身に血液を送り出すツボです。場所は、「胸骨の中央のくぼみ」にあります。左右のバストトップの間を探してみましょう。
押し方は、両手の「人差し指」と「中指」を胸に当てて、「の」の字を書くように、なでます。これを、20回ほど、朝晩繰り返しましょう。
「血海(けっかい)」は、ひざの内側から、指3本分ほど上にあるツボです。このツボも、血の巡りをよくする働きがあります。
また、月経不順にも効果がありますので、思い当たる症状がある方は、ここを入念に押しましょう。
押し方は、とても簡単!まず、椅子に座って、両手でひざをもちあげます。
次に、ツボに親指を当てて、足を左右にブラブラ動かしましょう。足の重みで刺激が伝わりますから、力を入れる必要はありません
低血圧の方は、体を冷やさないようにしましょう!
血圧が低い方は、全身も冷えやすく、よけいにだるさが増す傾向があります。とくに、手足が冷えやすく、血流が悪くなりがちですから、できるだけ手足や下半身を冷やさないように気をつけましょう。
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