更年期で眠れない!「更年期障害」が原因の不眠に効く8つのツボ
更年期になると、女性ホルモンのバランスが崩れ、自律神経も乱れ始めます。この自律神経が乱れが、さまざまな更年期障害を引き起こします。
「寝つけない」「眠れない」という症状も、その不調のひとつ。体が、ホルモンの減少に慣れるまで、このような不快症状が長く続くことも少なくありません。
更年期の症状は、人によって様々です。不眠以外に、「のぼせ」や「動悸」、「イライラ」などの不調がある方は、ホルモンバランスを整えるツボ押しがおすすめです。
ここでは、「更年期障害」に効果がある8つのツボをご紹介しましょう。
「更年期障害」が原因の不調をまず整える!
足には、さまざまな器官につながる経路があります。子宮や卵巣につながるツボを押すと、機能低下を緩和します。
「卵巣卵管ゾーン」
足の外側にある「くるぶし」の下の「くぼみ」が、卵巣・卵管につながるゾーンです。ここを、親指でギュッと刺激しましょう。
※両足にあります。
「子宮ゾーン」
「子宮ゾーン」は、足の内側にある「くるぶし」の下の「くぼみ」にあります。子宮の急激な変化を緩和するツボで、更年期の女性におすすめのツボです。
※両足にあります。
「行間(ぎょうかん)」と「太衝(たいしょう)」
「行間(ぎょうかん)」
足の「親指」と「人差し指」の間。指の股から少し下がったところにあります。
「太衝(たいしょう)」
足の甲側。足の「親指」と「人差し指」の間の骨が、交わるところにあります。足指の股から、下方向になぞっていくと、わかります。
ポイント 行間と太衝は、もう片方の足のかかとでなぞるように押すとカンタンです。どちらも、イライラや不安などの精神的な不調に効果があるツボです。
両足にありますので、左右もれなく指圧しましょう。
足のふくらはぎ付近にあるのが「三陰交(さんいんこう)」。ひざの上にあるのが、「血海(けっかい)」です。どちらも、女性の生殖器の血流を良くするツボです。
「三陰交」の位置は、内側のくるぶしの指4本分上にあります。太い骨の後ろ側のくぼみを探すと、見つけやすいツボです。
ふくらはぎを、両手で包み込むように持って、親指を当てて強めに押しましょう。※両脚にあります。
「血海」は、ひざのお皿の部分の一番内側から、指3本分上にあります。くぼみがありますので、指で押しながら、痛みを感じる場所を探してみましょう。※両脚にあります。
手にある2つのツボは、ホルモンのバランスを整えるツボです。
「腎穴」は、手の平側の「小指」の第一関節の中央部分にあります。
「生殖ゾーン」は、小指の下あたり。手の横腹部分が、子宮などとつながっている場所です。
ポイント 両方とも、指でつまむように押すとカンタンに押せます。イタ気持ちいいところを重点的にほぐしましょう。※両手にあります。
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